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その後読んだ短編や,オランダのこと

JUGEMテーマ:英語の文学

クラスでComedy in a Minor Keyを読み始め,

その途中でオランダに行く機会があり,すっかりオランダのファンになって帰ってきました.

The Art of the Storyのほうは3月に再開し,

いまはAnn Beattieの"In Amalfi"を読んでいます.

オランダに行く飛行機の中で見た映画のこととか,

The Art of the Storyでこれまでに読んだ話,特にJulian Barnes "Evermore"については

いろいろ記録にとどめておきたいことがあるのですが,

いまは別のことで忙しいので,また後日あらためて書くことにします.

 

最近,細かい文字を読むのがつらいので,デザインを変えてみました.

メチャ文字でか!

うれしいです..

 

The Art of the Story

JUGEMテーマ:英語の文学

The Art of the Story edited by Daniel Halpern

Penguin Books (2000)

 

以前読んだPenguin Book of International Short Storiesと同じ編者による短編集。

表紙は、Amazonなどに出ているのとは違って、真っ赤な地に黒い大きな太字でタイトルが書いてあります。

Ama Ata AidooのA Gift from Somewhereに始まって

Banana YoshimotoのHelixで終わります。

35か国の78編のお話が入っています(数えていませんが、本の紹介にそう書いてあります)。

 

大きくて重い本を持ち歩くのは大変なので、分解しました。

背表紙の部分を湯気にあてて、接着剤を柔らかくします。

ページを表紙から静かに引き離すと、接着剤がびろーんと伸びて、やがてページがはがれます。

上手くはがれてこないときは、接着剤を引っ張ります。

 

背表紙に湯気を当てる、というのは、ペーパーバックの形を整える方法として、大学の先生に教わりました。

昔のペーパーバックは、最近の物より紙質が悪かったせいか、広げて読んでいると、

次第に広がったまま閉じなくなってしまいました。

それを元に戻すには、背表紙に湯気を当てて柔らかくして、形を整えて置いておくと良いのです。

私は分解するのに応用してしまいました。本への冒涜?

でも一部だけを手軽に持ち歩いて、どこでも読めるようになったので、私的には大正解です。

読み終わったページと、まだしばらく読まないページは、表紙の紙の間に挟んで

まるでフツーの本のようにまとめて本棚に置いています。

念のため大きな輪ゴムで止めている点だけは、他の本とは違いますが。

A Gifr from Somewhere

JUGEMテーマ:英語の文学

2016年7月からThe Art of the Storyを読んでいます。

著者名のアルファベット順に短編が収録されています。

始めはガーナのAma Ata Aidooが書いたA Gift from Somewhere

どこかおとぎ話のような、でもちょっと批判的なような、不思議な感覚。

解釈のヒントを求めてウェブ上を見ていたら、以下の論文が見つかりました。

Katalin Egri Ku-Mesu (1997) 

Whose relevance? Interpretation of Hybrid Texts by a Multiple Audience

Edinburgh Working Papers in Applied Linguistics, n8, p44-53

著者はガーナ人、関係性理論に関連する論文のようです。

この短編については、例としての説明があり、

ガーナの言葉や事情に詳しい人なら人名でその人の背景や状況がわかるが、

地域についての知識がない人には全く情報がない

という事態が起こるらしいです。

英語の翻訳で読んでいる人には、ただの訳の分からない固有名詞でも

ガーナの地元の言葉が分かる人には意味を持つ名前だ、ということです。

まぁ、そういうこともありますね。

同じ地域についての物を読んでも、時代によってわからなかったり

同じ時代でも年齢や興味の対象によって、知識の量と種類は違います。

人間同士は分かり合えない、というのが基本だと思わないといけないですね。