2014.12.28 Sunday
わかったつもり
「わかったつもり 読解力がつかない本当の原因」西林 克彦 (著) 光文社新書 – 2005/9/20
長らく家族に貸したままで自分では読んでいなかった本を、やっと読みました。
タイムリー、というより、もう少し早く読んでいれば、と思いました。
どうも最近、こういうことができない(文章を読んでも本当にわかることができない・わかろうという態度で読めない)人が多い気がするのです。
それが明らかになる(と私が思う)のは、推論の問題。
TOEICにもinferenceの問題がありますが、物語を読んでいる時はしばしば要求されることです。たとえば
左手の薬指に指輪をはめている → 結婚している
荷物を積んでいる → 以前に荷造りをした
などの推論ができないのでは?と思われる人がいるのです。
英語の文章なので、いわゆるshort circuit hypothesis(最近はThreshold Hypothesisというそうですが)に当てはまるのかもしれませんが、
私の知っている大学生の範囲で
「このことから何がわかるか」的な質問に的確に答えられない人が数十人に1人くらいの割でいるようです。
自分がそれに当てはまるかどうか、は、この本の第1章、第2章の問題をやってみるとわかるのではないかと思います。
長らく家族に貸したままで自分では読んでいなかった本を、やっと読みました。
タイムリー、というより、もう少し早く読んでいれば、と思いました。
どうも最近、こういうことができない(文章を読んでも本当にわかることができない・わかろうという態度で読めない)人が多い気がするのです。
それが明らかになる(と私が思う)のは、推論の問題。
TOEICにもinferenceの問題がありますが、物語を読んでいる時はしばしば要求されることです。たとえば
左手の薬指に指輪をはめている → 結婚している
荷物を積んでいる → 以前に荷造りをした
などの推論ができないのでは?と思われる人がいるのです。
英語の文章なので、いわゆるshort circuit hypothesis(最近はThreshold Hypothesisというそうですが)に当てはまるのかもしれませんが、
私の知っている大学生の範囲で
「このことから何がわかるか」的な質問に的確に答えられない人が数十人に1人くらいの割でいるようです。
自分がそれに当てはまるかどうか、は、この本の第1章、第2章の問題をやってみるとわかるのではないかと思います。