英米文学の世界
2015.12.17 Thursday
Mr Know-All
Mr Know-Allを読み終わりました。
真相がわかったかどうか尋ねたところ
やはり40人中6人くらいしか明確には答えらなかった模様。
15%の法則は活きている!?
でも少しずつ疑問を明らかにしていくと
たどり着く結論はほぼ決まってきます。
前回書いたことに加えて,
領事館員は薄給なのに,どこから金が出たか,ということが決め手ですね。
最後に封筒を届けたのは誰かということでは,意見が分かれるかもしれませんが
ドアを開けても誰も見えなかったということから考えて
身軽な人かな,という印象です。
詳細はClass Recordsで解説しました。(「12月11日(金)」)
自分自身がこの真相をどうやって理解したか,まったく記憶がないので
おそらく読んですぐにわかったのだと思いますが
何歳ぐらいで,どんな経験を積んでいれば分かるのか
興味深いところです。
このような小説や映画を見慣れているかどうかによって,
かなり違うだろうということは推測できます。
2015.12.06 Sunday
2015年の読みもの
今年の春以降に読んだものを記録しておきます。
How poor we are
ウェブ上のあちこちで語られている教訓的な話。
The Old Bus
リチャード・ブローティガンの逸話。本人が若いころに経験したことかも。若者が年寄りの中に一人でいるときの居心地悪さがテーマです。
He was No Bum
コラムニスト,ボブ・グリーンのコラム集から。一人の男性の一生を描いているので,物語として読めます。
The Open Window
言わずと知れたSakiの短編。「神経を病んだ人」を小ばかにしているという批判も可能ですが,おそらくこの人は単に「気にしすぎな人」「自意識過剰な人」もしくは冗談を理解できない人なのではないでしょうか。しかし,それを分かっていて作り話をした女の子は,相当にいけずですね。
Two In One Story
これは教材に入っていたもの。バラバラにされた2つの話が混ざっており,それを適切な順に適切な要素を探し出してもとの2つの話に戻す,というゲームです。
Lady Latimer
これも教材。遥か昔のリスニングの教科書の中の話。
Sitting
これは「超短編」シリーズの中の1つ。
Thank you Ma'm
アメリカの教訓話。Langston Hughes作。今はこんなに良いことは無いでしょう。
The invisible Japanese Gentlemen
グレアム・グリーンの作品
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