2015年の読みもの

JUGEMテーマ:英語の文学
今年の春以降に読んだものを記録しておきます。

How poor we are  
  ウェブ上のあちこちで語られている教訓的な話。
The Old Bus
  リチャード・ブローティガンの逸話。本人が若いころに経験したことかも。若者が年寄りの中に一人でいるときの居心地悪さがテーマです。
He was No Bum
  コラムニスト,ボブ・グリーンのコラム集から。一人の男性の一生を描いているので,物語として読めます。
The Open Window 
  言わずと知れたSakiの短編。「神経を病んだ人」を小ばかにしているという批判も可能ですが,おそらくこの人は単に「気にしすぎな人」「自意識過剰な人」もしくは冗談を理解できない人なのではないでしょうか。しかし,それを分かっていて作り話をした女の子は,相当にいけずですね。
Two In One Story
  これは教材に入っていたもの。バラバラにされた2つの話が混ざっており,それを適切な順に適切な要素を探し出してもとの2つの話に
戻す,というゲームです。
Lady Latimer
  これも教材。遥か昔のリスニングの教科書の中の話。
Sitting
  これは「超短編」シリーズの中の1つ。
Thank you Ma'm
  アメリカの教訓話。
Langston Hughes作。今はこんなに良いことは無いでしょう。
The invisible Japanese Gentlemen
  グレアム・グリーンの作品






 

記録 2015年11月23日

JUGEMテーマ:英語の文学
Fredrick Brownを読み終わりました。
 
 オチのある話は,オチが分からない人に説明するのに苦労するのですが,
この本は解説にオチまできちんと説明してあるので,助かりました。
 (解説は教師用ですが,一部を除いて配付しました)
 若い人のコメントには,私の想像を超えた想像力を感じさせるものもあって,面白かったです。

今はモームのMr Know-Allを読んでいます。
 これは20年以上前に別のところで読んで,気に入った作品です。
 これまたオチが分からない人がいました。
 どうやら明らかにわかった人は40人中8人くらいだった模様。
 「15%の法則」とかいうのを説いた人もいました。
 どのような集団でも,できる人,できない人の割合は変わらず15%〜20%だという。
Mr Know-Allでは,途中のクライマックス場面での人々の表情をしっかり読んで,
 その表情がどういう気持ちの表れであるかを考えること,
 最後の場面でのケラーダ氏の発言の意味を良く考えること
 が必要です。 
4回で読む予定です。ちょっときつい人も居そうですが,頑張ります。


 

STAND-立ち上がる選択 by 大藪順子

JUGEMテーマ:日本文学
文学ではないですが,でも物語として読めます。
とても力強い話です。
こんなに気丈な女性でも,レイプの被害にあったあとは
突然のフラッシュバックに何もできなくなったり
うつ状態になって,自殺まで考えてしまったりする
ということが,よくわかりました。

アメリカではレイプされた女性へのサポート体制がしっかりしている
という印象を受けましたが,
それでも不十分なところもあり,
一方,それだけこの犯罪が頻発しているということもわかります。
日本では今でも表に出にくい犯罪だと思われますが
はたして実態はどうなのでしょう。

筆者は日本人ですが,アメリカでの話なので
話はすべて(一部はスペイン語だったりもしますが)英語のはずです。
でも会話が自然な日本語で,直接話法で書かれています。
時々,不思議な感じがしました。

牧師の娘で,牧師の妻になった人が書いた,キリスト教系の出版社の本
ということで,ちょっと引いてしまって
買ってから何年も積読になっていました。
そろそろ読まなきゃ,という感覚で読み始めたら
一気に読み切ってしまいました。
聖書の言葉に助けられた場面もあり,
クリスチャン同士の人間関係の特殊性というのも感じられましたが,
それを差し引いても,なお内容の深い本でした。